売るためではなく、暮らすために。 ——土地と不動産の、フラットな相談相手。
わたしたちは、不動産部門を持っていません。 だから、売り手都合のないお話ができます。
家づくりでいちばん変えにくいのは、土地のことです。
建物はあとから手を入れられても、立地や周辺環境は、簡単には変えられません。
だからこそ、土地のご相談は、フラットな目線でできる相手とご一緒にしてほしい——
そう、わたしたちは考えています。
売る土地を、わたしたちは持っていません。
ふつう、工務店やハウスメーカーは、自社グループに不動産部門を持っていることが多くあります。
「自社の建物に合う土地を、自社で仕入れて、自社で売る」ためです。
それ自体は悪いことではありません。
ただ——
売りたい土地を抱えていると、どうしても「その土地をすすめたい」気持ちが入ります。
「この土地、本当にお客様の暮らしに合うのかな」を、まっすぐに見られなくなる。
わたしたちは、そうなりたくありませんでした。
だから、不動産部門は持っていません。
売る土地がないからこそ、お客様が見つけてきた土地に対して、
売り手都合ゼロでアドバイスができます。
「この土地、やめておいたほうがいい」と申し上げることもあります。
それが、わたしたちの中立性の意味です。
売る土地がないから、本当のことが言える。
立地の後悔は、いちばん多い後悔。
国の調査によれば、住まい選びでもっとも重視されているのは——
デザインでも、設備でもなく、「通勤・通学・買い物・通院に便利な場所であること」。
世代を問わず、これが最優先で重視されています。
そして、住宅購入者へのアンケート調査では、購入後の後悔の上位に——
「騒音」「日当たり」「交通の便」「災害リスク」が並びます。
いずれも、建物そのものではなく、立地まわりの問題です。
家のデザインや性能をどれだけ高めても、立地が暮らしに合っていなければ、
毎日の心地よさは取り戻せません。
だからこそ、土地のご相談は、家の話と同じくらい——
むしろそれ以上に、丁寧に進めていきたいと思っています。
出典:国土交通省「住生活総合調査」「住生活に関する意識調査」 / PR TIMES掲載 家購入経験者455人調査(2023年) / LIFULL HOME'S 後悔調査記事
「家を建てる前提」で、土地を見ます。
「いい土地が見つかったら教えてください」と言われることがあります。
でも、わたしたちは不動産仲介がメインの会社ではありません。
そのかわり、こんなふうにお手伝いできます——
・お客様が見つけてきた土地を、家を建てる前提で評価する
・気になる物件について、現地に同行して一緒に見る
・候補が複数あるとき、暮らしの優先順位で比較してご一緒に判断する
・不動産会社とのやりとりで気になる点があれば、整理して翻訳する
立場の違いを言葉にすると、こうです。
不動産会社は「土地を売る」のが仕事。
わたしたちは「その土地で暮らす日々を一緒に考える」のが仕事です。
両方を上手に組み合わせていただけたらと思っています。
ご希望があれば、提携している不動産会社のご紹介もできます。
多摩エリアの地元に詳しい会社を中心に、信頼できるところをご紹介します。
(紹介手数料の有無や、ご利用後のフィードバックなど、お話しできる範囲でお伝えします)
暮らしの起点から、見ていきます。
土地を判断するとき、わたしたちが一緒に確認する観点を、
簡単なチェックリストにまとめました。
もちろん、これがすべてではありません。
ご家族の暮らしによって、優先順位は変わります。
□ 通勤・通学にかかる時間(朝・夜・雨の日を想像してみる)
□ 最寄り駅・バス停までの実際の距離と歩道の状態
□ スーパー・コンビニ・ドラッグストアの位置と営業時間
□ 病院・クリニックへのアクセス
□ お子さまのいる方は、学校・保育園・公園の場所と通学路の安全性
□ 日当たり(朝・昼・夕方、季節ごとの違い)
□ 風通し(隣家との位置関係、周辺の建物の高さ)
□ 地盤の状態(地盤調査の結果や周辺の地盤情報)
□ 高低差、接道状況、車の出入りのしやすさ
□ 土地の形状と建物プランの相性
□ 騒音(昼夜の違い、平日・週末の違い)
□ 近隣の建物との距離と関係性
□ 街並みの統一感、これからの開発計画
□ 治安(夜の街灯、警察の防犯マップなど)
□ 災害リスク(ハザードマップで水害・土砂・地震をご確認)
□ 用途地域、建ぺい率・容積率、高さ制限
□ 接道義務、私道の通行・掘削承諾
□ 都市計画道路の予定線
□ 上下水道・ガスの引き込み状況
□ 建築条件(条件付き土地かどうか)
□ 土地の購入予算と、建物・諸経費を含めた総額
□ 住宅ローンの借入可能額と返済計画
□ 諸費用(仲介手数料、登記、税金、火災保険など)
□ 解体・地盤改良が必要な場合の追加費用
□ 補助金・助成金(自治体・国の制度)の活用可能性
ぜんぶを完璧に満たす土地は、なかなかありません。
「絶対に外せないところ」と「ある程度、許容できるところ」を、
ご一緒に整理していくところから、わたしたちのお仕事は始まります。
建てる、貸す、売る。フラットに考えます。
「親から相続した土地がある」「使っていない土地をどうしようか」——
そんなご相談もお受けしています。
選択肢は、おおきく3つあります。
1. ご自身やご家族で住むために建てる
2. 賃貸物件として運用する(アパート・戸建賃貸など)
3. 売却する
それぞれにメリットとデメリットがあって、
ご家族の状況、土地の特性、これからの暮らし方によって、最適な答えは変わります。
わたしたちは工務店なので、もちろん「建てる」のは得意分野です。
ただ、それを無理におすすめはしません。
「貸す」「売る」のほうがお客様の暮らしにとってよさそうなときは、
そうお伝えします。
■ 得意:建てる・住まいとして整える・建物の長期メンテナンスまで
■ 一緒に考える:賃貸経営の収支試算/売却の進め方/信頼できる専門家のご紹介
■ 専門家との連携:税理士・司法書士・不動産会社など、必要に応じてご紹介します。
「すぐ決めなきゃ」と思わなくて大丈夫です。
土地のご事情、ご家族の意向、税金や相続のこと——。
整理が必要なところからご一緒に。
急がず、盛らず、ごまかさず、お話を進めていきます。
貸す側の家も、暮らす側から考えます。
賃貸物件の設計やリフォーム、建て替えのご相談も、お受けしています。
賃貸でも、その家には誰かが「暮らす」ことに変わりはありません。
だからわたしたちは、賃貸の建物であっても、住む人の心地よさから設計を考えます。
賃貸経営は、収支のバランスがすべて、と言われがちです。
もちろん、その視点も大切です。
ただ、入居者にとっての“住み心地”が良くないと、
結局は空室や入れ替わりのコストとして返ってきます。
建物の質と、収支のバランスを、率直にお話ししながら最適解を探します。
■ 新築:戸建賃貸、アパート、店舗併用住宅など
■ 既存物件:リフォーム、リノベーション、建て替え
■ 周辺需要を踏まえた、設計段階での現実的なご提案
■ 入居後のアフター(メンテナンス・修繕)
まずは、お話を聞かせてください。
お問い合わせ
お電話・LINE・フォームのいずれかで。
「土地を探している」「土地はあるが活用に悩んでいる」「賃貸を考えている」など、
ご状況を簡単にお伝えください。
初回ヒアリング
ご来店もしくはオンラインで、ご家族の状況や土地のご事情を伺います。
所要時間:1.5〜2時間ほど。
現地調査・資料確認
気になる土地、または所有されている土地を、ご一緒に現地確認します。
法務局の資料や、ハザードマップなどもあわせて整理します。
ご提案・お見積もり
判断のために必要な情報を整理してお渡しします。
建てる場合のプラン・概算費用、貸す場合の収支試算、売る場合の参考価格など——
ご相談の方向性に合わせて。
ご家族でご検討 → 次のステップへ
すぐに決めなくて大丈夫です。
時間をかけてご家族でご検討いただき、次のステップに進むか、いったん止めるかも含めて、
ご相談ください。
よくいただくご質問。
Q. 土地のご相談だけでも、対応してもらえますか?
はい、お気軽にどうぞ。
「家を建てるかどうかは、土地次第」というスタンスでご相談いただいても問題ありません。
Q. 不動産仲介手数料はかかりますか?
わたしたちは不動産仲介がメインの会社ではないため、仲介手数料は基本的にいただきません。
ただし、提携不動産会社をご紹介してご契約に至った場合は、その会社の仲介手数料がかかります。
Q. 保坂建設で家を建てない前提でも、土地相談はできますか?
初回相談は無料で承ります。
ただし、ご一緒に詳細な調査やご提案を進めていく段階になりましたら、
わたしたちで家を建てることをご検討いただくのが基本のスタンスです。
Q. すでに他社と話を進めている土地ですが、セカンドオピニオンとして相談できますか?
可能です。判断材料を増やしたい、というニーズも自然なことだと思います。
ただし、他社さまへの配慮として、ご状況は率直にお話しいただけると助かります。
Q. 土地活用のご相談に、税理士や司法書士の同席はお願いできますか?
必要に応じて、信頼できる専門家をご紹介・連携できます。
ご一緒の場でお話を進めることも可能です。
Q. 賃貸物件の管理運営まで、お任せできますか?
設計・施工・建物のメンテナンスはわたしたちが対応します。
入居者募集や日常の管理は、提携の管理会社をご紹介する形になります。
土地のことも、家のことも、暮らしのことも。 ひとつの相手とお話しできる、心強さを。
わたしたちの考え方や進め方を、もうすこし見ていただけたらうれしいです。
土地のご相談、お気軽にどうぞ。
(→ ご相談ページへ)